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渡邊一恵氏(行政書士)
長野県上田市出身。教室経営コンサルタント。株式会社ワクリエイト代表取締役兼、行政書士わたなべパートナーズオフィスを運営する。玩具メーカーでの企画・デザイン業務を経て、2012年に行政書士として独立。教育分野に特化したコンサルティングを行い、多くの教室経営者を支援している。特に、バレエ教室、音楽教室、アート教室などの文化芸術系教室の経営における経営基盤の再構築、逆転集客術や補助金支援などに注力し、豊富な実績を持つ。著書には『教室経営―コロナ禍で失った生徒を取り戻す方法』、『2030 INNOVATION 新しい教室経営』があり、これらの著作を通じて多くの読者に実践的な知識を提供している。現在も、教育分野の未来を見据えた革新的な経営支援を行っており、自身の運営する教室では講師兼経営者として教室経営の研究を行っている。
目次
Q.生成AI活用をはじめたきっかけ
「もう完全に横須賀さんの情報ですね(笑)。生成AIが話題になりはじめた当初は、なにか画像が作れるらしいですとか、英語で上手くプロンプトが作れないと上手く使えないらしいといった断片的な情報だけを見て、英語が苦手だしなと尻込みをしていたのですが、横須賀さんが情報をいっぱい出してくださったおかげで、やっと触ってみようかなという気になりました。
中でもやはりKindleのお話をされた時に、ちょうど忙しくて執筆が止まっていた時期だったので、Kindleが書けるのであればもう1回チャレンジしてみようかなと思ったことが大きかったですね。」
Q.LEGALBACKS(横須賀輝尚)の生成AIの評価は?
「まず他のサービスや情報に目が行かなくなりましたね。もう横須賀さんが作ってくださるものだけで充分ですし、まだまだ使い倒せてはいないので、日々どうやっていくのかを研究しながら”ついていきます!”という感じで今やっております(笑)。自分の業務にどう落とし込んでいくのかは、どうしても自分で考えてやっていかなければいけない部分だと思いますが、生成AIそのものについて考えたり情報を仕入れたりすることは一切やらなくなりました。開業当時に『POWER MTG AI™』が欲しかったです(笑)。」
Q.「POWER MTG AI™」で得られた成果事例は?
「分かりやすいものとしては、一度流れてしまった商談が『POWER MTG AI™』を使うことで契約につながったことですね。最初は断られてしまったのですが、再度ご相談をいただいた際に出力されたものをサクッと手直しするだけで、そのまま契約がとれたので”おー!”という感じでした(笑)。
やはり、自分だけですとどうしても視点が偏ってしまう部分がありますが、AIを使うことでフラットな視点が加わるので、それに対して更に自分の考えを乗せていくような感じでお話を進めたら、提案が通ったという感じです。偏りが補正されたことが良かったのかなと分析しています。市場に対する長期的な視点が持てたことで、目の前の具体的な話だけでなく、もう一つ上の段階で少し先の未来へ投資するといったお話ができたことがポイントだったのではないでしょうか。
例えば3ヶ月というスパンでのご提案よりも、もっと長期に効いてくるようなご提案ができれば、今ここだけのお金のかけ方ではなくなるので、先方がサービス価格を少し安く感じるということは出てくるでしょうし、視点が1つ増えるだけでも全然違いますよね。あとは、やはり自分の気づいてない点が出てくるのは助かります。どうしても偏りは出てきてしまうと思うので、気づかせてもらえるというのは大きいですね。」
Q.どのようにして「POWER MTG AI™」を活用しているのか?
「Advanceは普通に顧問先にも使っています。新規のお客さんも含めて、なるべくAdvanceに1回通して出てきたもので頭の中をフラットにしてからお話をするようにしている感じですね。私はニッチな業種に関わることが多いので、似たような内容が出力されるのかな?と思っていたのですが、意外と細かいところまで拾ってくれるんですよ。それぞれに少しずつやっていることが違うという部分も全て拾ってくれるので違いが見えますし、自分が拾えていなかった情報も提供してくれるので助かっています。
もちろん効率面でも助かっていて、これまでは提案を作るのに最短でもお問い合わせから2〜3日は必要だったのが2〜3時間で済むようになりました。検索に意外と時間を使っていたんだなと、『POWER MTG AI™』を使うようになってから分かりましたね。AI依存になるのが怖いという方もいらっしゃるようですが、出てきたものをそのまま使うということではなく、自分にできることの一部をAIにやってもらうことで手間を省くということなので、利用するという考え方で良いのではないでしょうか。
また、Usualは打ち合わせの後に必ず1回通すようにしていて、議事録の作成と、打ち合わせの中でこの先に何をしていくのかというお話をした時のタスク代わりとしても使っています。一応は少し手直しをしますが、打ち合わせの後でお客様にすぐお送りすると、やはり喜んでいただけますね。スピード感がすごくて、こんなに早くて良いんですか?というくらいなので、手間も労力もかからずお客様も嬉しいという、みんな嬉しいサービスだと思います。」
Q.そのほか、生成AI活用例は?
「やはり『My AI』も日々の相談相手としてかなり活用しておりまして、もう仕事のパートナーですね。私自身のことを細かくヒアリングして作っていただいたものなので、普通のGPTに聞くよりも私の感覚に近い回答をしてくれて、出てきたものに対して”そうじゃない”と感じるストレスが少ないのは大きいです。
具体的には、例えば教室経営では集客できないというお悩みが多いのですが、これに対して一般的にやらなきゃいけないことはGPT-4oでも普通に出てくるのですが、そうではなく、もっと先を見据えた上で理想とする方向の教室経営という視点で物事を考えて出してくれるんですよね。自分の性格まで考慮してくれるので本当にストレスがありません。
その他ですと、私は横須賀さんが『POWER MTG AI™』のプラットフォーム構想を検討されている少し前から近いことを考えていて、GPTsを使った経営診断みたいなことができないかな?と思っていたんです。ヒアリングと一緒に簡易的な経営診断やサービスの提案がサクッと作れると良いなということでそれぞれ作りましたので、こうした自作のGPTsも2つほど併用していますね。」
Q.今後の「POWER MTG AI™」に期待することは?
「横須賀さんからデモを見せていただいた『POWER MTG AI™<for Consultant>』はすごいスピードで経営分析をしてくれて最高なので、使いたいと思っています。また、SEO対策済みのブログ記事を書けるGPTsも素晴らしく、通常であれば出力制限で何回かに分けて作業をする必要があるところ、1回で5,000文字を出力できるようになるということですからもう使うしかないですよね。日々やらなければいけないことが多く、SEO対策を意識しながら自分で書くと大変なのでブログまで手が回らなかったのですが、やる気になってきました(笑)。」