「POWER MTG AI ™ <for HR>」の使い方

「POWER MTG AI ™ <for HR>」の使い方

「POWER MTG AI ™ <for HR>」は、経営診断・経営分析を可能にする生成AIサービス「POWER MTG AI™ <forConsultant>」の人事労務に特化したバージョンになります。

<for Consultant>と同様に、次のような流れで企業の人事労務診断・分析ができます。

(1)経営者・起業家からヒアリングを行う

弊社で用意した、人事労務診断・分析のための質問リスト(契約者には無償で提供しています)をもとに、30分から60分程度のヒアリングを行っていただき、その様子を録画または録音し、テキスト化します。

録画・録音ツールはどのようなものでも大丈夫です。弊社で推奨しているのはtl;dvというもので、回数無制限で素早くテキスト化することができます。

(2)ヒアリングのテキストデータを「POWER MTG AI ™ <for HR>」に入力

経営者・起業家のデータ、あなたのデータ、そしてヒアリングデータのテキストを入れて「出力」を押すと、人事労務診断・分析の処理が始まります。数分でサンプルデータのような診断・分析結果が出力されます。

サンプルはこちら

*<for Consultant>と同様に、社会保険労務士の「フロントエンド商品」や提案に

<for Consultant>のTips記事では、下記のような解説をしています。<for HR>では、この解説をそのまま<for HR>に置き換えて考えると、有効な活用ができると言えます。また、既存の顧問先にも契約更新の時期などに、いまの労務管理体制を一度整理し、新たな提案をする、という使い方も可能です。以下、<for Consultant>のTips記事を掲載しておきますので、<for HR>に置き換えて考えてみてください。

士業の業務の9割は、顧客のニーズに基づく受注型ビジネスです。建設業許可などの許認可、株式会社設立などの法人設立、相続、労使トラブル、税務調査など、顧客にニーズが発生したときに必要とされます。つまり、別の言い方をすれば、こうしたニーズがない場合に、士業としては求められないことがあり、顧客とのきっかけになるフロントエンド商品がほぼ存在しないという状況でした(※)。

※補助金、助成金、節税などは、ニーズがない場合でも提案ができる可能性を持っています

そこで、この「POWER MTG AI ™ <for Consultant>」の出番です。「POWER MTG AI ™ <for Consultant>」があれば、特に顕在的なニーズがなくても、「生成AIによる経営診断・分析をやってみませんか?」といういわゆる経営者との「とっかかり」になるわけです。

経営診断・分析を行ったあと、出力された結果をどのように使うかは、あなたの自由です。結果から、あなたが提案できそうなことが見つかれば、あなたの仕事が生まれます。単純に、経営者・起業家にこの結果を見せるだけでも、喜ばれるはずです。

この「POWER MTG AI ™ <for Consultant>」が優れているのは、単にヒアリングしたデータを分析するだけでなく、潜在的な課題やリスクにも追求している点です。ですから、経営者・起業家が気づいていなかった点について、助言することが可能になります。ですから、この「POWER MTG AI ™ <for Consultant>」をつかって、士業の新しいフロントエンド商品として、業務拡大に寄与することができるということになります。

ベテランの士業にとっては、これ以上ない新しいフロントエンド商品になるとすぐに感じられると思いますが、開業間もない士業にとってはどうでしょうか。「分析したところで、提案できる実力がまだ伴わない」そんな不安もあると思います。

そこで、これはベテラン士業においても同じなのですが、考え方を変えてこの「POWER MTG AI ™ <for Consultant>」をつかうことをお勧めします。それは、「人脈」と「学習」です。

まず、ヒアリングをするわけなので、一対一で経営者・起業家とじっくり話をすることになります。そうなれば、人間関係もできますし、将来的に仕事をお願いされる可能性が高まります。つまり、平たく言えばこの「POWER MTG AI ™ <for Consultant>」を通じて、経営者・起業家との人脈をつくっていき、間接的に紹介を増やしていく、という展開が考えられます。

もうひとつ、経営者・起業家からじっくり経営に関する考え方や意見をヒアリングするわけです。これ以上の学びの場は、どこにもないのではないかと私は考えます。法則化された書籍などでは絶対に学ぶことができない「生」の経営者・起業家の声です。つまり、この経営診断・分析をすればするほど、リアルな経営学習が可能になるというわけです。

ですから、仮に提案ができなかった、直接的に仕事につながらなかったとしても、人脈と学習の点で大きなメリットがあるわけです。こうした分析を100名、200名と継続していったら、それだけで実績になりますし、他事務所との差別化になるのではないでしょうか。

なお、契約者にはより深く経営者・起業家からヒアリングができるよう、秘密保持契約書を無料で配布しています(弁護士法人Nexill&Partners作成)ので、ヒアリングの際におつかいください。

*LEGALBACKS会員の方へ

LEGALBACKS会員の場合は、出力された内容をあなたの「LEGALBACKS MyAI」に入れてみましょう。入力するプロンプトは下記のようなものが良いと思います。あなたに即した回答がMyAIから出力されるはずです。

下記は、経営者・起業家から経営に関するヒアリングを行い、その内容を診断・分析した結果です。この内容に対して、私が提案できるコンサルティング、顧問契約、研修プログラムなどをそれぞれ3つ以上考えてください。

※LEGALBACKSについてはこちら